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Lessons 

 

レッスン開講日時 

 

火曜日 14:00~19:30

水曜日 14:00~19:30

木曜日 14:00~19:30

 

 

当教室のレッスンでは、音楽の楽しさをお伝えするのを大切にしています。そして、それにとどまらず、レッスンにいらしている今だけでなく、生徒さんが大人になった時に自分で楽譜を読み、偉大な作曲家たちの美しい曲を自分で奏でる楽しみを人生で持ち続けられることを目標に指導しています。そのために必要なのは、確かなピアノのテクニックに加え、正しく楽譜を読み取り音に再現できる読譜力(楽譜を読む力)と、それを裏付ける音楽理論の知識です。

当教室では、初歩の小さなお子さまから、丁寧に演奏技術を指導するのに加え、読譜の訓練、音楽理論、曲の分析、ソルフェージュをいつものレッスンに楽しく自然な形で分かり易く取り入れています。​そうすることで、将来的に譜読みのスピードが速くなるとともに、曲への理解度が深まり、忙しい生活の中でもピアノと触れ合う時間を持ち易くなるのです。

このようにレッスンでは、ただピアノを弾くだけではなく様々な角度から丁寧に指導するため45分レッスンを基本としています。45分レッスンが難しい未就学児のお子様に限り、30分レッスンも開講しています。

専門的なソルフェージュ(聴音、楽典)のレッスンと組み合わせることも可能です。

 

 

ピアノを始める時期について

私のこれまでの指導経験から4歳を過ぎてからが適していると感じています。でも、この時期の子どもの成長は個人差が大変大きいので、体験レッスンは3歳半のお子様から受け付けています。体験レッスンの際に、レッスンを始める時期についてもご提案します。

 

レッスン環境

音響設計された完全防音室にて、スタインウェイ社のグランドピアノを使用してレッスンしています。​音色、音量の幅が大変豊かなピアノですので、レッスンを通して美しい響きを身につけて頂くことができると思います。

〈レッスン室の様子〉

 

音楽理論とソルフェージュを取り入れたレッスン

ピアノに大切なことは、楽譜をきちんと「読む」力をつけることです。この場合の楽譜を「読む」には

1.楽譜上に示された音やリズムを正確に読む

2.楽譜上に示された音から、曲の構造、和声、テーマなど楽譜に込められた意味を音楽理論を根拠に読み取り、曲を正確に理解する

という二つの要素があります。

当教室では、丁寧なテクニックの指導に加え、普段のレッスンの中に、ソルフェージュや音楽理論を取り入れ、上記の「楽譜を読む力」を着実に養っていきます。

少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、小さい生徒さんには年齢に応じて分かり易く、レッスンの中で自然に取り入れていますので、皆さん「音楽理論を学んでいる」と堅苦しく捉えず、楽しく取り組んでくださっています。

こうして楽譜を深く読み解けるようになって初めて、作曲者の意図や、その曲に相応しい表現方法を理解し、演奏に表すことができるのです。

♪こんな風にレッスンしています

 

1.楽譜上に示された音やリズムを正確に読む力を養うために

①リズム打ち

リズムは、「音の長さ=時間」という抽象的な概念に基づくものなので、ピアノを始めたばかりのお子さんにとっては、思いの外難しいものです。音の長さの感覚を身につけるため、楽しく繰り返しリズム打ちの練習をします。

②視唱

「視唱」とは、楽譜を見て、音名、リズム、音程を正しく歌うことです。

ピアノでは弾けている曲も、実は手の動きで曲を覚えてしまっていて、一つ一つの音を正確に読めていないことがあります。

曲を弾くだけでなく歌ってみることで、読譜を速く正確にするだけでなく、音感やリズムの感覚を養うことができます。

➂初見

初めての楽譜を見て、ただちに歌ったり弾いたりすることです。

ピアノは楽譜上に音符がとても多い楽器なので、初見の力を高めることは、長くピアノを続けていくために重要なことです。初見ができるようになると、将来、自分の弾いてみたい曲に気軽に挑戦でき、音楽の楽しさを感じられるようになるからです。

初見で大切なことは、目で楽譜全体を見た時に曲の特徴(調性、和声、曲想など)を頭の中でイメージできるようにすることと、常に楽譜の少し先を先を見られるよう目の動きを止めないことです。

​当教室では、レッスン内で初見を行い、生徒さんの目の動きなどを講師が良く観察し、スムーズに初見ができるように指導しています。

 

2.楽譜上に示された音から、曲の構造、和声、テーマなど楽譜に込められた意味を音楽理論を根拠に読み取り、曲を正確に理解するために

①調性の理解(調性分析)

それぞれの調の感覚を養うため、導入の段階から、弾く曲の調の音階、和音を歌う、弾くということを毎回のレッスンで行っています。また、それぞれの調の説明も生徒さんの年齢や段階に応じた方法で行います。

「ブルクミュラー25の練習曲」では、転調(曲の中で、調が移り変わること)が頻繁に現われますが、ブルクミュラーを勉強する頃には、生徒さんが自分で調を分析できるようになっているように、導入の段階からレッスンカリキュラムを組んでいます。

 

②和声学

和音の進行には、規則があります。特に、導入期の曲に関しては基本となる三つの和音(主要三和音)が繰り返し現れ、和声進行の感覚を養うのに適しています。その段階から、和声の進行の確認や分析を小さなお子さんにも親しみ易いように毎回のレッスンに取り入れ、将来もっと複雑な和音が使われる曲に進んだ際にも、それぞれの和音を理解し、分析できる素地を作ります。また、和音の進行を理解することで譜読みの速度や正確さをぐっと高めることができます。 

 

③楽曲分析

上記の調性分析、和声学を活かし、また楽曲の形式(文章に例えると、段落分けのようなものと言えるかもしれません)を見ながら、曲の分析を行います。演奏は思い付きではできません。曲を音楽理論に基づいて理解できて初めて、その曲をどう演奏すべきか分かります。曲を分析して作曲者の意図に触れられた時、音楽の本当の楽しみが味わえると思います。

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